変換番長PROオプション【 FMTOWNS2 FRESH内蔵用キット】説明

「変換番長をFMTOWNSへ接続すると電源が入らない」というお問い合わせがありましたので、炎上（本当に熱い方の炎上）回避のために、その理由をサックリと説明したいと思います。

FMTOWNS2 FRESHは、製造ロットにより純正HDD”左”と、サードパーティ製HDD”右”が内蔵されているモデルが存在します。本体のコネクタピン配置は純正HDD”右”用となっているため、サードパーティー製HDDは変換ユニットに入っています。

サードパーティー”懐かしのクァンタム”HDDの変換ユニットの基板部をよく見ると（画像クリックで拡大）、何と!!本体側50ピンから+12Vと+5Vの電源が出てHDDに入っている!!　もし本体側コネクターへ直接SCSI機器をつなげたら、信号線へ電源が入って大変なことになります。

上記写真は悪例図（だめなやつ）。右上図で説明したように本体コネクターから+12Vと+5Vの電源が出ているので、写真のように接続するとショートしてしまいます。本体電源が入らなくなるのは、このショートを検知しているからなのです。

こちらは本オプション基板を使用して変換番長PROを内蔵した図。純正HDDのように本体コネクターから電源を直接供給できるため、超スッキリしています。軽いので浮き上がったままで使用可能です。